具体的には、買ってきた参考書を頭から通して読んで、読み終わったら徐々に問題集の問題を解いていく。言ってみれば、参考書と問題集という一本道のレールの上を、ただ前進するだけの単純なやり方でした。

 このやり方に大きな問題があったのです。現に宅建士については、1年間必死に勉強してきたにもかかわらず、落ちてしまいました。

合格のカギを握るのは「復習」

 私は小学生のころ、担任の先生から多くのことを教わりましたが、その中で印象に残っているのが復習です。

「その日学校で学んだ内容を、家に帰ってからもう一度復習しましょう」

 学んだことをその日のうちに復習することで、より理解が深まり、記憶として定着しやすくなるのです。

 この「復習」は、資格試験の合格を目指すうえでものすごく大切です。

 そして大事なのは、暗記と復習を「計画的」に行うこと。これが試験合格の最重要ポイントです。「久しぶりに復習してみようか」と、思いついたときに復習してももう遅いのです。

「能力」ではなく、「やり方」の問題

 勉強しても忘れてしまう。どうしても覚えられない。試験に合格できない。

 その原因は、「暗記」と「復習」の本質を理解しないまま、ただがむしゃらに勉強をしてしまっているからなんです。忘れてしまうのは、あなたの能力が低いからではありません。勉強の進め方に問題があるのです。
(本原稿は、棚田健大郎著『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』を編集・抜粋したものです)