『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。今回は、ドアを閉めるときのちょっとした気遣いについてご紹介していきます。
ガチャッという鍵の音は気になる
訪問先の玄関を出た際、歩き出した途端に「ガチャッ」と鍵をかける音が聞こえたら?
昔ながらの日本人のおもてなしの文化からすると、大変無礼な行動となりますね。失礼で冷たい人という印象も与えてしまいますし、相手の方は「やっと帰ったわ!」と思われているような気分にもなってしまいます。
鍵をかける音はマンションの廊下や庭に意外と響いてしまいます。
お客様を不快な気分にさせないために、ひと呼吸置いてから、もしくは音が聞こえない場所まで離れた頃、静かに鍵をかけるようにしましょう。
これは、目上の方や大切なお客様に限らず、宅配便や郵便などの配達員さんや、訪れた業者さんなどに対しても同様にすべき気配りだと思います。
『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、ほかにも普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。人は、意外なところをよく見ているものです。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!