お客様に信用してもらうには、
証拠や資格は、多ければ多いほどいい

 例えば、【1.写真・データ・数字】の参考キーワードからは、証拠となるような写真・データ・数字はないかを考えます。例えば太った写真と痩せた写真があるのであれば「ビフォーアフターの写真」と書き出します。

 【2.販売数・取引数】の参考キーワードからは、過去や現在、どれだけの販売数、取引数があるかを考えます。例えば累計一千個の販売があるのであれば「累計一千個販売」と書き出します。

 【3.資格・特許】の参考キーワードからは、信用してもらえる資格や特許はないかを考えます。例えば「司法書士の資格を持っているのであれば「司法書士」と書き出します。

 【4.表彰・認定・コンテスト】の参考キーワードからは、過去に表彰・認定されたことはないか、コンテスト等で入賞したことがないかを考えます。例えば〇〇大臣賞を受賞したのであれば「〇〇大臣賞受賞」と書き出します。

 【5.公的・有名・取引実績】の参考キーワードからは、過去や現在、公的機関や有名企業との取引実績があるかを考えます。市役所との取引実績があるのであれば「〇〇市役所の工事受注」と書き出します。

 出来れば、前回見つけたベネフィット(メリット)を証明する証拠・資格だとなお良いのですが、お客様に信用してもらうには、証拠や資格は、多ければ多いほどいいので、気にせず思いついたことを書き出してください。

 毎回お伝えしていますが、使えるか使えないかをその都度考えながらやっていると、思考が止まってしまい出てこなくなってしまうので、閃いた事をどんどん書き出してください。

 書き出す際は、人は空白があると埋めたくなるという心理があるので、マンダラ広告作成法シートの様にマスを書いて、そこに書き込むようにすると、より閃きやすくなります。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。