仕事や人間関係…しんどいことが多い、という人にぜひ読んでもらいたいのが、「メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術」(わび著)だ。著者のわび氏は元幹部自衛官としてエリート街道をひた走っていたが、上司のパワハラと早朝深夜の激務が重なりメンタルダウン。復職を果たした後、「出世ばかりが人生ではない」「人に認められるためではなく、もっと楽しく生きたい」と思い、転職。現在は外資系企業の社員として活躍している。自衛隊などの社会人経験で身につけた仕事術、メンタルコントロール術についてツイートした内容が人気を集め、Twitterを開始して2年半でフォロワーは13万人を突破、10万超えいいねを連発し、ネットメディアにもたびたび取り上げられている。仕事・人間関係で生き抜く知恵が詰まった本書。今回は、発売を記念して特別に本文より一部抜粋、編集して紹介する。
ご機嫌な人には、ご機嫌なことが集まってくる
自分の人生の舵は自分でとる。
自分の機嫌は自分でとろう、と意識すると、仕事や学校、プライベート、SNSなど、毎日が充実し始めます。
ご機嫌な人には、ご機嫌なことが集まってくるんです。
でも、自分の機嫌を自分でとるって、言うのは簡単ですが、なかなか難しいものです。私もどちらかというと気が短いほうなので、ちょっとしたことで機嫌が悪くなります(笑)。
ただ、自分がご機嫌になれる瞬間をよく観察し、ご機嫌要素でルーティンを組むことで、機嫌よくいられる時間を多く持てるようになりました。
とくに朝の過ごし方はとても重要です。朝イチの機嫌は1日を左右するからです。
私の場合は、まずはご機嫌になれる朝食です。
お気に入りのパンとコーヒーを楽しむことから始めます。
そして、仕事前に散歩と畑仕事に出かけます。
天気のいい日の散歩は気分を上げてくれるし、スクスク育つ野菜を見ていると嬉しくなります。
また、機嫌が悪くなったとき、機嫌を立て直す方法があれば最強です。
私の場合は、猫の動画を見ることです。
とくに「ニャンチューバーつくし」は、私の心を一気に回復させてくれます。
猫好きの方にはおすすめの方法です。
自分の「ご機嫌ルーティン」をつくろう
1日の終わりは、ちょっとしたご褒美が必要です。
誰からもほめられずに1日が終わってしまうなんて、もったいないです。
それなら、自分で自分をほめないといけません。
私の場合は、大好きな「檸檬堂」で乾杯、本当にがんばったときは、ハーゲンダッツをつけます。
これで夢の中までご機嫌です。
まずは、自分の「ご機嫌ルーティン」をつくってみてください。
ご機嫌な時間が長くなり、ご機嫌な人が集まってきて、ご機嫌な人生を歩めるようになりますよ。
(本原稿は、わび著『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術』から一部抜粋・改変したものです)