相手の期待値を把握して、コントロールする
コンサルティングにおいて最も重要なことの一つに、相手の期待値を把握して、コントロールするというものがあります。
特に、営業責任者である共同経営者(パートナー)の立場になると、期待値コントロールができないとチーム全体が疲弊することになります。
当たり前のことですが、営業トークで期待値を上げると顧客は盛り上がります。共同経営者自らがプロジェクトにコミットして、あなたの会社をどんどん元気にして売上も上げます、と言われれば誰でも大いに期待します。
しかし、期待値を上げれば上げるだけ、期待を裏切ってしまう可能性も高くなります。
私が常に心掛けているのは、まず相手が何を期待しているのかを把握することです。
相手の期待に応えていないのに、作業のスピードだけを高めても、アジャイル仕事術に必須の俊敏力にはつながりません。