増刷を重ねて好評多々の感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の出発点となった「1秒シリーズ」の第1弾『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から、きょうのひと言!
「ぶっちゃけ」とかいって、かしこまることなく、とても自然体であることが、好感を持たれるという風潮はありませんか? キャラクターや性格は人それぞれですから、もちろん誰もがぶっちゃけても、好感を持たれるわけではないでしょう。もしかしたら、ぶっちゃけることが自己満足にしかならず、相手にとっては鬱陶しいだけの存在になりかねません。相手への共感性がともなわないと、加減がわからず、自分の素の性格を一方的に押しつけてしまいがち。さらに、自分の素を出して“ドヤ顔”をするような空回りをして、寒い存在になってしまうことも。そんな失敗をしないための心がまえを精神科医Tomy先生が教えてくれます!

※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】<br />「嫌われる人」にありがちな<br />一方的な“自己満足の行為”とは?

「素の自分」を見せるという落とし穴

【精神科医が教える】<br />「嫌われる人」にありがちな<br />一方的な“自己満足の行為”とは?

なんでもかんでも素の自分を
出せばいいわけじゃないわ。
素の自分のいいところだけ
出しましょうね。

全てをわかってもらおうと、
自分のネガティブな部分を見せると、
「見せてもいいんだ」となって
ネガティブな部分がエスカレートするのよ。
これが恐ろしいところ。