なぜ、自社の強みと婚約者へのプロポーズは同じなのか?

 自社プロダクトの「ユニークな顧客価値」を明確にすることができたら、次はそれをお客様に提案していきます。

 これを、USP=Unique Selling Proposition と言います。よくUSPをユニークなセールス・ポイントだと解釈している場合がありますが、正確にはProposition、つまり「提案する」ことになります。

 結婚を申し込むときに相手に「プロポーズ」する(=Propose)という単語に、よく似ていますよね。

 私はUSPを、「自社の独自の顧客価値をお客様に提案する」と解釈しています。

 好きになった異性がいたら「結婚したら、私はあなたにXXをすることで幸せにします。結婚してください!」とプロポーズしますよね。

 マーケティング活動で、まず最初に明確にすべきUSPは、好きな人に結婚を申し込むことと同じで、「大事なお客様を幸せにする自社だけが提供できる価値を提案する」ことなのです。

 次回は、このUSPが響くのはいったいどういう人たちなのか?つまりターゲットを考えていくことにします。

つづく

(次回は2月4日更新予定です)


『テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?』
著者・理央 周氏刊行記念セミナー

【セミナー概要】
日 時: 2013年2月20日(水)
             19時開演(18時30分開場)20時30分終了予定
会 場: 東京・原宿 ダイヤモンド社9階 セミナールーム
住 所: 東京都渋谷区神宮前6-12-17
料 金: 入場無料(事前登録制)
定 員: 60名(先着順)
主 催: ダイヤモンド社

お問い合わせ先:
ダイヤモンド社書籍編集局
TEL:03-5778-7294(担当:中島)
e-mail:pbseminar@diamond.co.jp

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