なぜ、自社の強みと婚約者へのプロポーズは同じなのか?
自社プロダクトの「ユニークな顧客価値」を明確にすることができたら、次はそれをお客様に提案していきます。
これを、USP=Unique Selling Proposition と言います。よくUSPをユニークなセールス・ポイントだと解釈している場合がありますが、正確にはProposition、つまり「提案する」ことになります。
結婚を申し込むときに相手に「プロポーズ」する(=Propose)という単語に、よく似ていますよね。
私はUSPを、「自社の独自の顧客価値をお客様に提案する」と解釈しています。
好きになった異性がいたら「結婚したら、私はあなたにXXをすることで幸せにします。結婚してください!」とプロポーズしますよね。
マーケティング活動で、まず最初に明確にすべきUSPは、好きな人に結婚を申し込むことと同じで、「大事なお客様を幸せにする自社だけが提供できる価値を提案する」ことなのです。
次回は、このUSPが響くのはいったいどういう人たちなのか?つまりターゲットを考えていくことにします。
つづく
(次回は2月4日更新予定です)
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