北朝鮮は発熱者の発生で
ロックダウンを実施
5月12日、これまで一貫して新型コロナウイルス感染者ゼロを主張していた北朝鮮が初めて感染者を認めた。
その後は、コロナ感染者ではなく「発熱者」という呼び方で発表している。ピーク時には1日40万人を超えていたが、国営の朝鮮中央通信によれば、6月16日は約2万3160人、4月末日からの累計で、発熱者は約458万1420人、死者は73人とされる。
もちろん、この人数の全員が新型コロナではない可能性があるが、総人口が2600万人ほどとされる北朝鮮なので、全人口の18%近くが発熱者となる。
8月25日には中国と接する北部のリャンガン(両江)道で、新型コロナウイルスへの感染の疑いのある発熱者4人が確認され、地域を封鎖する措置を講じていると明らかにしていた。