感動小説『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の出発点となった「1秒シリーズ」の第1弾『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)から、きょうのひと言!
「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、ときどき、自分よりも他人のほうがよく見えることがありますよね? たとえば、人並み以上の仕事をこなして忙しいはずなのに、いつも涼し気な顔をしている同僚。自分は必死に仕事をしているのに、いつも涼し気な顔をしている同僚に、なぜかなわないのか。どれだけ要領よく仕事をしているんだろう…なんて思うかもしれません。たしかに、表向きには涼し気な顔をしているように見えるかもしれませんが、じつはその裏でアナタ以上の時間と労力を費やしているからこそ、人並み以上の仕事をこなしているのかもしれません。
一方、夫は有名企業に勤め、子どもは有名校に通っていて、幸せそうなママ友。雑談をしていても、つねに余裕が感じられる。自分の夫は有名な会社に勤めているわけでもないし、子どもは成績が悪くて、偏差値も低めの学校に通っていて、これといって不満はないのだけれど、そういう面ではあのママ友の家庭にはかなわない。たしかに、表向きには幸せなのかもしれませんが、人知れず悩みや葛藤を抱いているかもしれません。
自分がわかったつもりでいても、他人の本当の姿って、実のところ、なかなかわからないものなのかもしれません。今日は精神科医Tomy先生が、奥深いことを教えてくれます。
※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
爽やかに笑うあの人が…
爽やかに笑うあの人が、
アナタより泣いたことがない
となぜ言い切れるのかしら?
人は苦労を見せないものよ。
他人の苦労は見えないものよ。
笑ったり、泣いたり、
バウムクーヘンのように積み重なるのが人生。
でも、それが美味しいの。
※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。