感動小説『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の出発点となった「1秒シリーズ」の第1弾『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)から、きょうのひと言!
「ギブ&テイク」という言葉があります。他人になにかを与えたら、お返しになにかをもらう。逆に、他人になにかをもらったら、お返しになにかを与える。なんとなく当たり前の礼儀作法のようにも思われますが、実際のところ、「以前、自分が助けてあげたのに、こちらがお願いしても適当な対応をされた」「悩みの相談にのってあげたのに、その後うまくいっても、報告もなければお礼のひとつもない」なんてことは、よくあることではないでしょうか?
組織心理学者のアダム・グラント氏によると、自分の利益を優先させ、与えるより多くを受けとろうとするテイカー(Taker)と呼ばれる人は、全体の2割ほどもいるのだそうです。そもそも相手にお返しを期待するから、嫌な思いをしてしまうのかもしれません。けれど、人間関係って、そういうやりとりがあるからこそ、成り立っているともいえます。
精神科医Tomy先生が、そんな世知辛い世の中で、心をすり減らさないためのコツを伝授してくれます!
※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
人間関係が楽になる
徳の+-(プラスマイナス)で考えると
人間関係が楽になるわ。
たとえば、誰かに利用されたとしても、
騙されたとしても、
アナタの徳はマイナスになっていない。
ただ相手が卑しいだけ。
相手の徳が失われただけ。
※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。