ウズベキスタン旅行の最新情報、西遊記の三蔵法師も歩いた仏教遺跡を巡る

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は、ウズベキスタン旅行の最新事情です。入国情報と、西遊記の三蔵法師のモデルである玄奘三蔵も通った仏教遺跡の残るテルメズを紹介します。(文/『地球の歩き方Platウズベキスタン』編集担当 伊藤伸平 写真/伊藤伸平)

日本からのフライトは窓側を確保したい!

ウズベキスタン旅行の最新情報、西遊記の三蔵法師も歩いた仏教遺跡を巡るウズベキスタン航空機内モニターに映されたルート

 2022年8月から成田~タシケント路線に再就航したウズベキスタン航空(11~3月中旬は冬季のため運休)。日本からのフライトは日中の便で、乗るときには、ぜひ窓側を確保しましょう。

 日本海を越え韓国のソウル、黄海、中国の北京を通ったあと、西安からゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、天山山脈を通ってタシケントへというルート。西安(かつての長安)から先は、まさに玄奘三蔵がインドへ向かったシルクロードの天山北路そのものです。窓側の席から眼下に、荒涼としたゴビ砂漠や、夏でも雪を抱く天山山脈を望みながら、この厳しい大地を玄奘三蔵が〈仏教を学ぼうという強い意思〉で歩いたのかと、思いをはせてみるのも楽しいものです。

ウズベキスタン旅行の最新情報、西遊記の三蔵法師も歩いた仏教遺跡を巡る天山山脈を越え中央アジアへ

 なお冬季のウズベキスタン航空運休中でも、日本からのウズベキスタン旅行によく利用される大韓航空やアシアナ航空ソウル経由便なら、同様のルートをたどります。