やりがい重視のサラリーマン職種なら
「平均40歳未満の会社」が基準

 プロ職種については組織の平均年齢は関係ないので無視してよい。

 他方、サラリーマン職種については、平均年齢が若い企業のほうが、権限・裁量を持ちやすく、仕事のやりがいを持ちやすい。

 サラリーマン職種で平均年齢が高い組織は、若い人はもちろんのこと、中高年にとっても「いい会社」ではなく、窓際族というぜい肉を蓄えた、組織としては病人だと思ってよい。「社員の4割以上が50代」の毎日新聞社は、その代表だろう。

「平均年齢が40歳未満であるか」は1つの目安になる。

(本記事は『「いい会社」はどこにある?──自分だけの「最高の職場」が見つかる9つの視点』の本文を抜粋して、再編集を加えたものです)