米飲料・食品大手ペプシコが北米スナック菓子部門と北米飲料部門の各本社で人員削減を行っている。事情を知る複数の関係者の話と、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書で明らかになった。関係者の1人は、数百人が解雇されると語った。関係筋によれば、人員削減の対象は北米飲料部門(ニューヨーク州パーチェスに本社)と北米スナック菓子・加工食品部門(イリノイ州シカゴとテキサス州プラノに本社)。WSJが確認した社員向けメモで、同社はレイオフの目的を「経営効率を上げるために組織を簡素化すること」としている。関係筋によると、スナック菓子部門はすでに自主退職制度によって社員を減らしているため、今回の人員削減では飲料部門の方が対象者が多くなる見通しだ。