面接で学生がアピールしたいことと面接官が重視していることは、実はかなり異なるのが現実だ(写真はイメージです) Photo:PIXTA
就活はただ動けばいいというものではない。地道な下準備で培った底力が、その後のインターンシップや面接の場で花開くのだ。ライバルに差を付けるESの基となる、自己分析と企業研究への向き合い方をお伝えしよう。(取材・文/古井一匡)
*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「息子・娘を入れたい会社2026」の「本番で失敗しないために!内定につながる『適性検査』と『面接』の心得」を転載したものです。
能力検査への対策は
過去問を繰り返すのが基本
就活生がライバルと内定を競う「本番」が、適性検査と面接だ。さまざまな攻略法が喧伝されているが、それらは全ての人にとって有効なのか。「自分らしさ」を発揮できてこそ、採用担当者の目に留まり、内定を獲得することができる。
企業が人材採用において、応募者の能力や性格、資質などが自社の業務や企業風土にマッチしているかを判断するために行うのが「適性検査」だ。適性検査には、基礎的な知的能力を測る「能力検査」と価値観や思考パターンを測る「性格検査」の二つがあり、面接における質問の材料として、また入社後の配属や人材育成の資料としても用いられる(図表1参照)。
前者の能力検査はさらに「言語分野」と「非言語分野」の二つに分かれ、「言語分野」では国語力にフォーカスし、語彙(ごい)、文章の並び替え、長文読解、論理的な関係性などの問題が出される。「非言語分野」では論理的思考力、数的能力などにフォーカスし、四則演算、推論、グラフや図表の読み取り、確率、集合、空間認識などの問題が出される。
能力検査の受験形式は企業によってさまざまだが、近年多いのは自宅のパソコンなどからインターネット経由で受験するウェブテスト方式だ。指定された会場のパソコンで受験するテストセンター方式、企業が指定した会場で受験するペーパーテスト方式もある。








