米インディアナ州は7日、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対し、コンテンツやデータの安全性について消費者を欺いており、子どもがセックスやみだらな言葉、薬物などのアダルトコンテンツにアクセスすることを禁止すべきだとして2件の訴訟を起こした。同州によると、TikTokとバイトダンスに対するこうした種類の訴訟は初めて。米連邦議員や州当局者らはTikTokの中国とのつながりや若い利用者への影響を精査している。同州のトッド・ロキータ司法長官(共和党)は「TikTokは、幼い子どもたちを積極的に薬物利用やアルコール依存、みだらな言葉、性的描写にさらしている」と指摘。「TikTokはインディアナ州の保護者を欺いている」と述べた。
米インディアナ州がTikTokを提訴、未成年へのアダルトコンテンツ提供めぐり
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