トニー・ブレビンズ氏(55)は、午前1時半にかかってきた電話で目を覚ました。電話の主は22年間在籍する米アップルだった。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」上の動画を削除させるよう要求してきたのだ。問題の動画は9月初めにネットに投稿された。自動車展示会に訪れたブレビンズ氏が所有するメルセデス・ベンツの「SLRマクラーレン」から降りた際に、職業を聞かれる様子を映したものだった。「車を乗り回し、ゴルフをプレーし、胸が大きい女性といちゃついている。しかし、週末や主要な祝日は休みだ」と同氏は発言していた。
アップル元幹部、TikTok発言での解雇に反論
映画のせりふをまねた冗談だとし、同社の判断は間違いだったと元調達担当副社長は話す
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