「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』に、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)
見たものを瞬間的にイメージし、言葉で説明する
脳トレは、机に向かわなくても、わざわざ時間を作らなくても、いつでもどこでも行なうことができます。
脳トレドリルを使い続けていくと、トレーニングのノウハウが自分でわかるようになるので、ドリルに慣れてきたら、日常的に脳を鍛えていきましょう。
方法は無数にあります。たとえば、街を歩いていて目にした看板や、電車で見かけた吊り広告の文字を見て、そこに書かれているものを頭の中で映像化します。見たものを瞬間的にイメージするトレーニングは、右脳の力を最大限に引き上げてくれます。
また、見たものを言葉で説明することも脳トレになります。言葉で説明することはアウトプットにつながり、こちらは左脳が活性化します。
例題を出しましょう。
「椅子」を、それが何かを知らない人に説明してみてください。どんな言葉を使いますか?
「座る道具」「お尻を載せるもの」「机の前に置いてあるもの」など、いくつか出てきますね。これを短い時間で、できるだけたくさん思いついてみてください。
わざわざ説明する必要のないような誰でも知っているものを、その言葉を使わずに説明するのは意外と難しいかもしれませんが、そのぶん、脳が相当、働きます。
仲間や親子でゲームのようにやってもいいですし、もちろん一人でもできます。簡単かつ楽しみながら脳の力を向上させることができるので、おすすめです。
もう少し難易度の高い応用編もご紹介しましょう。
『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』にも問題が掲載されていますが、いくつかの単語をつかって、ストーリーをつくるのです。
たとえば、「夕日」「お母さん」「ブランコ」「時計台」。この4つの単語を使って短いストーリーをつくります。
正解はないので、どう答えてもよいです。このトレーニングをやることによって、発想力はもちろんのこと、思考力や集中力、読解力など、あらゆる脳の力がアップします(例題の参考の答えは86ページ)。
本を読んでいてパッと目についた単語や、目の前にあるものを使ってやってみてください。4つでなくても、2つくらいでも構いません。コツさえつかんでしまえば、日常のあらゆる場で脳トレができます。
*本連載は、『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』から一部抜粋、追加取材・加筆したものです。