下半身を鍛えつつ「割れた腹筋」も目指せる片足スクワット、効果的な姿勢と回数は?Men's Health UK
*本記事はEsquireからの転載です。

「デッドリフト」や「スクワット」といったトレーニング種目のような下半身の複合運動は、筋肉を鍛えるための最大の武器になってくれるでしょう。

 ですが、その筋肉を自撮りすること(別に、そう決めつけているわけではありませんが…)以外にも、それら筋肉を使う計画があるのであれば、そこに柔軟性も加える必要があります。幸い、この下半身強化のトレーニング(ウォーミングアップにも併用可能)には、股関節と肩の可動性を広げる効果が期待できます。さらに効果的な理由としては、オーバーヘッドの体勢と片足立ちの動きによって、伸ばされた状態の上半身筋肉・腹筋が強制的に引き締められ、どんな「クランチ」をやるよりも、よりくっきりした体幹(コア)を得ることが目指せるのです。

初心者向けに注意点とコツ

 ウエイト(重り)を使った筋トレ種目は初心者には少し難しく、また、怪我のリスクを考慮すると危険とも言えます。なので、ここはひとまず自重にて(バーベルを危なっかしく持ち上げるのではなく)、ゴムバンド(レジスタンスバンド)で代用することをおすすめします。「ゴムバンド(レジスタンスバンド)は安全を考慮してバーベルの代わりに使用されるもので、複数の筋肉や部位が協調して動かせることや体幹(コア)の強さを向上させるのに役立ちます」と、パーソナルトレーナーのリー・ボイス氏は説明しています。

効果的な回数は?

「オーバーヘッド片足スクワット」の動きは全身運動となり、安定性を高めるために胴体を広げ、腹筋を使うことになります。トレーニング開始時にそれぞれの足(左右)で5回ずつ行い、機能的強度がぐんぐん向上していくのを確認しましょう。