それは、変身ポイントである「目標の立て方」がマイナスにあらわれているからです。
目標とは、「こうなりたい」「これを達成したい」といったゴールのこと。
くわしくは後述しますが、目標の立て方には、大きく分けて「逆算型」と「積み上げ型」の2通りがあります。
目標の立て方を少し工夫するだけで、「やる気が出ない」「打ち込めるものが見つからない」といったマイナスの状態も、自分にとっての大きなエネルギーにできるのです。
「目標の立て方」がマイナスにあらわれると
では、なぜ冒頭の悩みのような状態に陥ってしまうのでしょうか。
このような人は、将来の目標を「逆算型」で立てていることがほとんどです。
逆算型とは、「こうなりたい」「これを達成したい」という目標を先に設定して、そこから逆算するように「今何をするべきか」を考え、行動していくこと。
多くのビジネス書が勧める通り、賢明なやり方ではありますが、実はこの方法には大きな弱点があります。
というのも、まず目標が見つからなければ前に進めませんし、仮に見つかってもそれを達成する方法がわからなければ、立ち止まってしまうということです。
結果として、「逆算型」では立ち行かなくなってしまうことが少なくないのです。
「目標の立て方」がプラスにあらわれると
ではどうすれば、目標の立て方をプラスの出方にすることができるのでしょうか。
マイナスからプラスへの変身のコツは「積み上げ型」で考えること。
つまり、「今」にフォーカスして、「今やりたいこと」「今やれそうなこと」にどんどん挑戦していくということです。