Photo by Satoru Toda
磁力によってiPhoneに「くっつく」ことができるワイヤレス充電規格「MagSafe」。この規格に対応した充電器を、周辺機器メーカーが続々と世に出している。その中には、スマホスタンドとして使えるものや、「両面」でワイヤレス充電できるものなど、IT批評家である筆者をうならせる製品が含まれている。今回は、そんな「MagSafeワールド」の最新事情を解説する。（ビジネス書作家 戸田 覚）
iPhoneにくっつく
「MagSafe」対応バッテリーが進化中
Appleが採用したMagSafeをご存じだろうか？
ワイヤレス充電できるiPhoneに磁石を搭載し、充電器やバッテリーにくっつく規格だ。仕組みや機能としてはとても単純なのだが、個人的には、スマートフォンの機能の中で、ここ数年で最大の発明とさえ思っているほど便利だ。
そんなMagSafe対応のモバイルバッテリーが圧倒的に進化中で、これがとても面白い。Appleのアイデアに呼応するかのように、周辺機器メーカー各社も新しい製品をガンガン投入している。ということで、素晴らしきMagSafeワールドの一端を紹介していこう。
今回はモバイルバッテリーについて紹介するが、皆様のリクエストが多ければ、第2弾で充電器なども紹介したいと思っている。
MagSafe対応バッテリーが進化中だ Photo by S.T.
ワイヤレス充電ができるほか
スタンドになるのも便利だ
MagSafeバッテリーは、iPhoneの背中に取り付けるだけで充電ができる。ケーブルを使わないのがとても便利だ。iPhoneにくっつけたまま、かばんの中に入れておくだけで充電できるし、取り付けたままiPhoneを使ってもいい。
ケーブルでモバイルバッテリーを取り付けたまま使おうとするとかなり邪魔だが、MagSafe対応のバッテリーならiPhoneがちょっと出っ張って重くなるだけだ。僕もかばんの中に入れておき、iPhoneの充電が少なくなったら取り付けている。
