キーエンスが顧客の「欲しい」商品を作らない理由とは?特集『キーエンス流 営業・企画・戦略の強化書』#14は、高収益の源泉となる「付加価値」の本質的な考え方を解説します。日本企業が誤解する付加価値とムダの決定的な違いとは?業界一ではなく業界初こそが重要な理由とは?キーエンスが実践する付加価値戦略のエッセンスを学べます。

今回の動画で学べるTOPIC
・日本企業が誤解する
「付加価値」と「ムダ」の決定的違い
・キーエンスが顧客の
「欲しい」商品を作らない理由
・「業界一」ではなく
「業界初」こそが重要な理由

田尻 望(たじり・のぞむ)
カクシン代表取締役社長CEO
京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という経営哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズまでを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~2000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億、年10億円超の利益改善といった企業を次々と輩出。社会変化に適応した企業の中長期発展を仕組みを提供している。また、自身の人生経験を通じて、人が幸せに働き、生きる社会を追求し続けており、エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で、大手企業経営者からも慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。著書に『構造が成果を創る』(中央経済社)がある。