キーエンスが実践する経営戦略の最も根幹にある思想とは?特集『キーエンス流 営業・企画・戦略の強化書』最終回は、競合企業がキーエンスほどの収益性を実現できない4つの理由を解説します。リーダーが直視すべき人間の本質的あり方とは?構造と再現性こそがもっとも重要な理由とは?成長を実現するための付加価値戦略の本質を学べます。

今回の動画で学べるTOPIC
・競合企業がキーエンスになれない
 4つの理由
・キーエンス経営哲学の
 根幹を成す人間観
・収益向上の鍵は
 構造と再現性

田尻 望(たじり・のぞむ)
カクシン代表取締役社長CEO
京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という経営哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズまでを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~2000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億、年10億円超の利益改善といった企業を次々と輩出。社会変化に適応した企業の中長期発展を仕組みを提供している。また、自身の人生経験を通じて、人が幸せに働き、生きる社会を追求し続けており、エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で、大手企業経営者からも慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。著書に『構造が成果を創る』(中央経済社)がある。