統合によって生まれた両事業のシナジー
強みを活かした展開を模索

 私たちバイウィル株式会社は、私が長年携わってきたブランディング事業と、GX(グリーン・トランスフォーメーション)関連の事業を統合する形で2023年4月に生まれました。GX事業では、CO2削減及び吸収量に貢献したものを「クレジット」として国が認証する仕組みであるJ-クレジットの創出や流通、GXに関する人材育成を行っています。

 GXをはじめ環境系の取り組みは素晴らしいことですが、一方で対外発信に乗りにくいものです。膨大な投資が必要でありながら、社員のエンゲージメントや採用候補者への魅力づけ、投資家へのアピールに十分に活用できていないというのが現状です。そこに、GXとブランディングのシナジーがあります。

 2つの事業を密接に展開することで、GXによって創出された社会価値、環境価値をブランディングによって企業価値として浸透・向上させていけるのではないか。サステナビリティ経営の一端をとして成長させていけるのではないか。まだ模索段階ではありますが、個別での事業展開と並行してシナジー効果を活用した提案も行っていきたいと考えています。