「部下の本音がわからない…」残念な上司に欠けている“必須スキル”とは？

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部下が本音を言ってくれない――。そんな悩みを抱える管理職ほど「あるスキル」が圧倒的に足りていない。そのスキルの詳細と、管理職を取り巻く「課題」を分析してみよう。（キャスター取締役　石倉秀明）

岸田政権の政策には
「管理職の課題」が見え隠れしている

　岸田政権になり、働き方に関してのニュースが連日報道されている。また人的資本経営の重要性が増し、上場企業においては人的資本に関しての開示義務が課されている。特にリスキリングの推進、職場のエンゲージメント向上など、私たち自身が今までの働き方をアップデートしなければいけない局面に来ている。

　実は、あまり目立たなかったが、政府は女性幹部の育成を促す施策を推進している。

　女性幹部を増やしていくことは多くの職場において課題になっているが、その打開策として会社の枠を越えてのメンタリングを推進している。

　ほとんどの読者にとっては「私には関係ない」と思うかもしれないが、実はこの政策の裏には、管理職を取り巻く課題が隠れている。