「過小評価される人」の残念なクセ、“たった1つの習慣”で引く手あまたに!写真はイメージです Photo:PIXTA

実は「重宝される人」と「過小評価される人」には、明確な違いがある。しかも、それは“スキル”とは全く関係のない「習慣」の違いだ。これさえ身につけられればスキルの高低にかかわらず、誰でも「重宝される人」になれる。(キャスター取締役 石倉秀明)

「ある習慣」が身についていれば
スキルがなくても重宝される

 先日、とある陸上チームの試合を見にいく機会があった。陸上は競技中はひとりで戦うわけだが、そこに至るまでの練習やトレーニング、準備などをチームで一緒に行う場合がほとんどだ。

 そこで対称的なチームを見た。

 一つは選手が自己記録をバンバン更新していて、応援も盛り上がっている。もう一つのチームは実力的には前者のチームとほぼ一緒なのだが、あまり記録が芳しくない。応援の声は出ているが、どこか勢いがない。

 この雰囲気の違いは何かと観察したが、「ほぼ一人の選手の存在」が両チームの違いだった。

 ちなみに、これは単なる“スター選手”の話ではない。陸上がうまいかどうかのスキルとは全く関係のない話だ。

 実は、ここにビジネスにも通じる「重宝される人」と「過小評価される人」の大きな違いがある。両者は「習慣」が全く異なるのだ。

「ある習慣」さえ身につけてしまえば、ビジネススキルの高低にかかわらず誰でも「重宝される人」になれる。