4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作を紹介していきます。

【50代でもウエスト58cmをキープ】下腹に効く「カーテンの開け閉め動作」とは?Photo: Adobe Stock

朝に夕に窓の数だけチャンスあり! カーテンの開け閉めでペタ腹

◆やせる部位:下腹
◆行う時間:高いところに手を伸ばす間
◆運動強度:中

【50代でもウエスト58cmをキープ】下腹に効く「カーテンの開け閉め動作」とは?

やせているのに下腹ぽっこりの人にもGOOD!

大きく伸びながらお腹を引っ込めます。これが凹んだ下腹になるための最適な筋肉の使い方。上半身を上に引っ張って伸ばした状態にして、さらにここから下腹を意識的にギューッと引っ込めます。カーテンを開け閉めするついでということで、ぜひ。

放置しがちな二の腕も日常動作で刺激!

私は数年前、時間や気持ちに余裕がなく、出かけるときにお腹を引っ込めておくくらいでそれ以外は体のケアが何もできなかった時期がありました。

で、あるとき、写真を見たら、なんと二の腕にいつの間にか、かわいい、いえ、かわいくないモモンガが育っているではありませんか。

「まじか、しまった~」

そのときは落ち込んだもののやっぱり余裕がなく、二の腕の日常動作を始めたのはここ1年くらいです。

ところが始めると違いは歴然。とりかえしのつかないことなんてないんだなと改めて思いました。

体のしまり具合や脂肪が多い少ないは、そこの筋肉を普段よく使っているか、いないかで左右します。

二の腕や下腹のように普段使いにくい筋肉を上手に使って、「やせる日常動作」の部分やせ効果をぜひ実感してください。

*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)