個人投資家が「1億円突破」を目指す“非常識投資メソッド”【ステージ1・資産10万～100万円】

東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう！」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額、溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。ベンチャー企業に入社してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン（売却益）を得るなどして、入社4年で独立。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だった。その投資法を1問1答のクイズ形式で楽しみながら学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で１億円 【１問１答】株ドリル』（ダイヤモンド社）の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で１億円 【１問１答】株ドリル』（ダイヤモンド社）から一部を抜粋・編集したものです。

少額投資から「億」を目指す
非常識投資メソッド

【前回】からの続き　なにはともあれ、ネット証券などで「証券口座」を開設、投資をはじめてみましょう。

それにより、次の行動がうながされ、必要な情報が入ってくるようになります。

そして、本書を参考にしつつ、まずは自分の予算で購入できる株のなかから1銘柄を選んで集中投資。この段階で複数の銘柄に分散投資してはいけません！

1銘柄への集中投資で
値動きを丁寧につかむ

1銘柄に集中して値動きに慣れ、癖をつかむことが大事です。

最初は失敗しても大丈夫。買い値から10～20％値下がりして“損切り”しても、自分のお金で投資した経験は、必ず役立ちます。

慣れてきたら、給料やボーナスの余裕資金を投資にまわしたり、投資で得た利益を再投資したりして、投資額を増やしていきましょう。

初期段階の損失は
予行練習のようなもの

最初はなかなか思ったようにリターンを得られないかもしれません。でも、ここでやめないでください。この先、株式投資で大きく資産を増やすことを考えれば、この時点での損切りなど誤差のようなものです。

最初に10万円で買った株が値下がりして、マイナス2万円で損切りしても、そこからの学びを次に生かしていったら、将来的に1000万円を投資したとき、200万円損するリスクを減らせます。

このステージでの小型株集中投資は、いわば“練習試合”のようなもの。小さな損失にとらわれず、どんどんチャレンジして、次のステージにつなげてください。【次回へ続く】

※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で１億円 【１問１答】株ドリル』（ダイヤモンド社）から一部を抜粋・編集したものです。