米実業家イーロン・マスク氏による「ツイッター」ブランドの変更は混迷のスタートを切った。  青い鳥のロゴを「X」の文字に替えたことで、ユーザーは混乱、一部の元社員は動揺し、訴訟の可能性も浮上している。名称変更は長年のブランドの資産価値を脅かし、新しいロゴはソーシャルメディアというよりポルノサイトのようだという声もある。  すべての原因は、マスク氏がXという文字にこだわり続けていることにある。  マスク氏はXについて、音声・動画からメッセージの送受信、オンラインバンキングに至るまで多様な機能を提供する「エブリシング・アプリ」にしたいと公言している。