米半導体大手インテルが27日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、パソコン市場の回復を追い風に黒字転換となった。これまでは2四半期連続で過去最大の赤字を記録していた。ファクトセットがまとめたアナリスト予想では4-6月期も純損益は赤字が続くとみられていたが、実際は15億ドルの黒字となった。1-3月期は赤字が27億6000万ドルに達していた。4-6月期の売上高は129億ドル。1-3月期から拡大し市場予想を上回ったものの、前年同期比では15%減少した。7-9月期の売上高の会社予想は129億~139億ドルで、市場予想を上回る。