4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作ややせるコツを紹介していきます。
腕立て伏せが大嫌いなあなたへ
◆やせる部位:胸、二の腕、お腹全体
◆行う時間:10秒~
◆運動強度:中
胸、肩、腕のラインを美しく! タンクトップが似合う体に
胸、肩、腕に体重をかける腕立て動作です。はずみをつけずにゆっくりと胸を手に近づけていき「ちょっとつらい」ところでキープし、つらくなったらおしまいに。胸を引き上げる効果があり、肩から腕に適度な筋肉がつき、上半身はこれひとつでカバーできます。どのくらいできるかは個人差が大きいので、自分が「少しきつい」と感じる位置で秒数や回数を調整します。
つらくないのでもう30年近く続けています
ひとつの動作で、バストアップ、二の腕、お腹と3つの効果があるこの動作は少しきついけれど、普通の腕立て伏せほどつらくないし、時間効率的にはとてもおすすめです。
私はつらい筋トレは続かないので行わない主義ですが、テレビを見ながらの腕立て動作だけはマイペースにもう30年近く続けています(毎日ではありません)。
一般的な腕立て伏せとの大きな違いは、腕を曲げたり伸ばしたりせず動かさずにキープして行うという点です。お腹をしっかりギュッと必要以上に引っ込めて行うから腕立て伏せよりもお腹にきっちりと効かせることができます。
*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)