「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

【幸福感を得る】毎月「あと10万円」を増やす方法Photo: Adobe Stock

サラリーマンは月収を「あと10万円」増やせばいい

 風呂上がりや仕事帰りの最初の一杯、おいしく感じますよね。でも、二杯目からは普通に戻ります。これを限界効用逓減(ていげん)といいますが、お金にも当てはまります。

 ノーベル賞の経済学者による研究成果や内閣府による調査から、年収800万円を越えると幸福度の伸びが鈍化する傾向が視えるそうです(*1)。サラリーマン世帯の平均年収は631万円ですので、月収を「あと10万円」ほど増やせれば、それで十分だということ。キーワードは「あと10万円」です。

昇給で「あと10万円」は割に合わない

 とはいえ、10万円のハードルは高い。なぜなら10万円とは、係長と課長との月収の差であり、課長と部長との月収の差だからです。10万円昇給するためには、昇格しなければならないということです。係長の平均年齢が45歳、課長が49歳、部長が53歳ですから、昇格には平均で4年かかります(*2)。

 しかも、課長になれる人はせいぜい3割で、部長はさらに狭き門です(*3)。本業のスキルよりも、社内政治や上司へのゴマすり、めぐり合わせ次第なので、どんなに努力しても報われない人のほうが多いのです。

 おまけに、55歳で役職定年を迎えると昇給分は帳消しになるので、幸福感を得られるのは55歳まで。人間関係の煩わしさや、やらされ仕事に耐え忍びながら努力を続けても、数年しか報われないのであれば、割に合いません。

金銭面の最大幸福と「やりがい」を一挙両得

 これに対して、副収入を10万円増やすだけなら、昇給よりは簡単です。なぜなら、スキルが収入増に直結するからです。努力が実を結ぶということ。職場での昇格のように4年もかかりませんし、社内政治やゴマすりも不要です。

 副収入で10万円増えれば金銭面の幸福度は十分ですが、それだけにとどまりません。お金以上に「やりがい」のほうに幸福感を感じられるようになるからです。

 心底「やりたいこと」をしながら副収入を得られるなら、幸福の極みでしょう。これを「稼げるライフワーク」といいます。月10万円レベルであれば「副業ごっこ」にすぎないので、副業禁止違反に問われる心配はありません。

「お金」「健康」「孤独」の「老後三大不安」もすべて解決

 稼げるライフワークは、現役時代だけでなく、退職後にも引き続き威力を発揮します。「お金」「健康」「孤独」の三つを「老後三大不安」といいますが、稼げるライフワークですべて解決します。

 日本の平均的な高齢者夫婦の年金収入は月22万円なので、副収入の10万円と合わせて32万円です。60~69歳の二人以上世帯の消費支出額は平均約30万円ですから、32万円あれば「お金」の不安は薄らぎます(*4)。

 稼げるライフワークにより頭と体を使い続けるので、「健康」も維持できます。社会との繋がりも維持できて、「孤独」になる心配もありません。本業で「昇給」しても「老後三大不安」は解決できませんから、雲泥の差です。

 まとめると、稼げるライフワークさえあれば、金銭面で最も幸福感を感じられる年収800万円に手が届くということ。「昇給」より簡単です。

「お金」「健康」「孤独」という「老後三大不安」からも解放されます。現役時代だけでなく退職後も、心底「やりたいこと」で収入を得られて、「やりがい」が続くのですから一生モノです。しかも、稼げるライフワークは整理されて「一覧表」にまとまっているので、誰にでも必ず見つけられます。最初の一杯を楽しみながら、自分に最適な稼げるライフワークを見つけてみてはいかがでしょうか。

*1 年収800万円が幸福度の限界点?年収と幸福度の関係とは

*2 昇給10万円と副業の収入10万円、どっちがお得?

*3 「45歳を超えると出世は難しい」人事部長5人が本音で明かす部長・課長昇進のリアル【前編】

*4 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。