十分な水分補給を行うことの6つのメリット
1. 体温の上昇を抑え、腎臓による老廃物の排出をサポートする。
2. 便秘の予防、およびビタミンの吸収に貢献する。
3. 精神面を安定へと導き、一日を過ごす活力をサポートする。
4. 全身に、より酸素が行きわたるよう導く。
5. 脳や脊髄など、繊細な組織にとってのクッション役に寄与する。
6. 身体能力を高める効果への期待。
脱水症状の見分け方
水を飲むことでさまざまな効果(健康上のメリット)を得られることが分かりましたが、水分が足りているか否かを計るには、一体どうすれば良いのでしょうか?
体内に取り入れる水分よりも、身体から排出される水分に注目すると分かりやすいかも知れません。「尿の色を見れば一目瞭然です」と、ヒル博士は言います。「麦わらのような淡い色の尿が理想的です。それよりも色が濃いのであれば、それは水分が不足しているということになります」
尿の色で脱水症状を確認
尿について詳しく分からないという人は、尿の色分けチャートを参照し、自分の状態を見極めれば良いでしょう。
日本の厚生労働省が、『尿の色で脱水症状チェック』を公開していますので、そちらチェックしてみてください。(英語版でしたら、ニューサウスウェールズ州の保険局のチャートをヒル博士はオススメしています)。
1日に摂取すべき飲む水の量/計算式
また、生活や実務に役立つ計算サイト「ke!san」では…、
・必要水分量 = 体重(kg) × 40
・水分蒸発量 = 体重(kg)×15+200×(体温-36.8)
と、自身の体重と体温を入れれば1日に必要な水分量(mL/日)と、水分蒸発量(mL/日)を計算しているので、そちらも参考にしてみてください。