「夫の家事は戦力外」妻が激怒した“名ばかり家事メン”のNG行動とは?なぜ夫の家事は妻を怒らせてしまうのか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

もはや当たり前となった男性の家事参加。一方で妻たちからは夫による家事に不満の声が噴出しています。どうして夫の家事は妻を怒らせるのか。良かれと思って手伝った家事で無能の烙印を押されないために、妻が激怒する「名ばかり家事メン」のNG行動を紹介します。(文/フリーライター SYURI)

家事もまともにできない男は
仕事の能力も察しがつく

 家事なんて適当にこなして妻のご機嫌を取っておけばいい。このように考えているなら、それは大きな誤りでしょう。なぜなら、家事と仕事には多くの共通点があり、家事をうまくこなす能力は仕事を遂行する能力に通じるからです。

 効率よく作業を進めなければいけないという単純な話だけではありません。たとえば、仕事においてタスクを振られた瞬間に重要とされる期限の確認。実は、夫婦における家事の分担においても期限が重要となります。詳しくは後述しますが、夫婦も見方を変えれば家庭という組織を運営するチーム。二人でスケジュールを共有しながら、タスクを処理していかなければなりません。家事はデイリータスクであり、可能な限り早く、かつ正確に処理していくことがチームのパフォーマンスを上げるためにとても重要なのです。

 仮にある人が任されたタスクを不完全にこなしてしまえば、進捗に遅れが生じますし、ほかのメンバーがその埋め合わせをすることにもなりかねません。家事に置き換えれば、夫婦のプライベートな時間や睡眠時間が削られることを意味し、夫婦関係にも支障をきたす恐れがあります。

 また、メンバーどうしのコミュニケーションもチームのパフォーマンスに影響します。気遣いやリスペクトが欠けたコミュニケーションでは、仕事でも家事でもモチベーションがあがりません。改善点をどのようにフィードバックするか、いかにして相手の行動を促すのか。声のかけ方を工夫することで結果は大きく変わるのは、家事も仕事も同じです。

 そんなことは当たり前だと思われたでしょうが、家事と仕事を同じ考え方でこなせている人は少ないと感じます。家庭をうまく回せるうえに、仕事の遂行能力を訓練することもできる。妻に怒られない完璧な家事メンになることは、仕事とプライベートの両方を一挙に好転させることにつながるのです。こんなチャンスをみすみす逃す手はありません。