「皿洗っといたよ」で妻が激怒
ここからはより具体的な話として「妻が激怒するダメな家事メンのNG行動」について紹介します。前述した仕事との関連性を意識しながら読み進めてみてください。
妻の怒り①中途半端な家事ならするな!
夫は家事を手伝っているつもりでも、妻から見ると「中途半端」にしかやっていないかもしれません。例えば、食器“だけ”はきれいに洗ってくれたけど、シンクはべちゃべちゃのまま、コンロも油でギトギト、ゴミはゴミ受けにそのまま残っている......。そんな状態で、「きれいになった~」と満足げにソファーに横たわられても、妻としては、「はぁ!?」という気持ちになります。なぜなら、結局妻がやらなくてはいけない家事が、残っているからです。そのため、妻は夫がやったことに感謝しつつも、やり残した家事を自分がしなければならず、イライラしてしまうのです。
妻の怒り②「やるやる」と言ったら、すぐ動け!
妻から家事を頼まれたとき、あなたはすぐに手伝っていますか?家事を手伝う気はあるけれど、タイミングが悪くて妻に怒られることもあります。
例えば、洗濯が終了したタイミングで、妻が夫に洗濯物を干すようお願いすると、快く「わかったー」と返事が返ってきます。その時点で妻は素直に喜び、あなたに感謝しています。しかし、20分たっても、30分たってもまだ干してない状況が続くと、妻は「今すぐ干せないからお願いしたのに!」とイライラします。
妻がやってほしいタイミングと、夫がやろうとするタイミングが違う。これが、妻の不安・不満につながり、夫に対して、無能だと評価してしまうのです。
妻の怒り③褒めてほしいオーラを出すな!
夫が家事を終わらせた後、妻から見ると手伝ってやった感が出ているかもしれません。例えば、食器洗いをした後「手伝ったよ!」「〇〇はやっておいてあげたから」などと、褒めてオーラを出していませんか?このとき妻は、あなたが「自分の仕事ではない家事を手伝ってあげた」と思っている、と感じてしまいます。
妻は夫に、家族の一員として、家事を分担してやってほしいだけなのです。家事は自分の仕事ではない。そんな固定概念を少しでも持っている夫は、いつまでたっても主体的に家事ができません。例えば、「今日は仕事が忙しかったから、家事は全部任せるよ」「今日は休みだから、家事は全部やってくれよ」と言ってしまうことはありませんか?そのように言われると、妻は夫に期待することをあきらめ、夫からドンドン気持ちが離れていってしまうでしょう。