妻の怒りを増幅させる
3つの地雷ワード

 妻の手伝いをしたのに怒られることは、夫にとっても妻にとってもストレス。しかし、そのときに夫がどのように反応するかによって、その後の関係が変わります。妻を手伝ったのに怒られた夫が、絶対にしてはいけないNG対応とその理由について紹介します。

妻の地雷ワード①「手伝ってやったのに!」とキレる

 一番やってはいけない反応がコレ!「手伝ってやったのに!怒らなくてもいいだろ⁉」とキレることは絶対にしてはいけません。せっかく手伝ってくれた夫に対して、妻も怒ってはいけないと思っています。

 しかし、怒られる理由5選で紹介したような状態では、怒りたくもなる!さらに、夫がキレることで、妻は夫に攻撃されていると感じます。それにより、妻はあなたに対して、不信感や恐怖感を抱くようになります。傷つけ合うのではなく、お互いがお互いを尊重し、協力できる関係でいられるようにしましょう。

妻の地雷ワード②「もう手伝ってやらない!」とすねる

 大人気なく、すねる。これが妻に怒られた夫の反応として、一番多いのではないでしょうか。正直、「子供じゃないんだから......」と妻側もげんなりします。 でも、夫側からすると、「手伝ってあげたのに、感謝されるどころか怒られるなんて…」と不満でしょう。しかし、このようにすねることは、妻との関係を悪化させるだけです。

 なぜなら、妻は夫が自分の手伝いを「やってあげる」という上から目線で考えていることを感じてしまうからです。妻は夫に「やってあげる」ではなく、「協力して一緒にやること」と思って欲しいのです。家事は夫婦で協力して行うものであり、夫にも参加してほしいと思っています。

妻の地雷ワード③「俺のやり方のほうがいい!」とケチをつける

 妻の手伝いをしたのに怒られたときに、「俺のやり方のほうがいい!」と妻のやり方にケチをつけるのはNG。妻はあなたが自分の努力を否定していると感じます。

 例えば、あなたが仕事でプレゼンテーションを作成したとします。そのとき、同僚が「このスライドはダメだ。俺の作ったスライドのほうがいい!」と言ってきました。どう思いますか?きっと、「自分のプレゼンテーションをバカにされた」と感じて、同僚に対して不快感や反発心を持つでしょう。同じように、妻は自分のやり方にケチをつけられると、夫に対して不快感や反発心を持つのです。

 言われてみると当たり前のことが多かったと思います。「知っている」と「実行できる」の間に大きな断絶がある点も、家事と仕事の共通点です。一気にすべてを実行するのではなく、徐々に実行できることを増やしていくと続けやすいでしょう。毎日の改善を継続することで、家庭と職場での評価を上げていきましょう。