将来の妊娠・出産を考えて、ピルを服用

アメリカ時代のチームメイトの多くはピルを服用していましたが、私自身も20代後半からピルを使い始めました。

使い始めた理由のひとつは、体調のコントロールのためです。

「月経不順の人や月経が重い人はピルを飲むと楽になる」

「子宮内膜症の予防だけでなく、子宮筋腫が大きくならないようにコントロールもできる」

といいますし、大事な大会やプライベートの旅行などに合わせて月経を調整できるのは、大きなメリットでした。

そしてもうひとつの理由は、将来の妊娠・出産のために、

「いつか子どもを産みたいなら、卵巣を守るためにピルを飲んで排卵させないようにするといい」

というお話を医師から聞いたからです。

その後、36歳で結婚したのですが、

「ピルの服用をやめて最初の3か月は妊娠しやすい」

と医師に言われていた通り、37歳で現役引退後、ほどなく妊娠し、38歳で長女を出産することができました。

キャリアをずっと優先してきてこの年齢で自然妊娠できたのは、ピルで月経をコントロールしてきたおかげだと思っています。