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スキルアップを考えているビジネスパーソンは少なくないと思いますが、そもそもスキルとは何でしょうか? スキルとはテクニックではなく「考え方」です。まずは、やりたいことを語ってください。口に出して伝えてください。これだけでビジネスはもちろん、いろいろな事が上手くいきます。
やりたいことを語る人はあまりにも少ない
ほとんどの人は自分のやりたいことを口にしません。その理由は様々です。「実現しなかったら恥ずかしい」とか、大きなスケールのことだったら「非現実的なことだから取り合ってくれないだろう」といった気持ちが働きます。また、忙しかったり目先の仕事や生活に追われていたら「そんなこと言っている暇はない」というような気持ちになります。「やりたいことがないんだよ」という人も多いでしょう。
「やりたいこと」は大それた夢や、将来のビジョンである必要もありません。「沖縄旅行したいな」「マンガ喫茶でだらだらしたいな」「推しのライブにいきたいな」「身体を気にせずラーメン替え玉までいきたいな」。なんでもいいのです。「やりたいことを言う」ことにリスクはありません。お金も時間も減りません。それが実現しなくたって信用に傷がついたりもしません。それどころかポジティブなことがたくさんあります。
まず、「やりたいことを言う人がとても少ない」と言いました。つまり、やりたいことを言うだけで、他の人から一歩抜きんでることができます。ですから、うまく伝えようとする必要もなければ、理論武装して、饒舌に語る必要もありません。するとそのことに興味を示す人が出てきます。「あなたはそれがやりたいんだね」と分かってもらえます。やりたいことを口にすると必要なモノが自然と集まるようになって、「やりたいこと」が進むきっかけになります。
以前の私は、自分のやりたいことを積極的に口にするタイプではありませんでした。しかし、あるときから実現する可能性を無視して、とにかく「やりたいことを言いまくる」ことにしました。知り合いや友人に会うたびに口にします。すると、「同じようなことをやりたい」と考えている人から声がかかってきました。人が集まってくると実現可能性が高まります。実現可能性が高まるとお金も集まりやすくなります。
たとえば、私がどうしてもやりたかった『ADEL33』という動画企画があります。ファンタジックなゲームバラエティーで少し変な企画です。いくつかの企業にプレゼンしたものの、やはり変な企画なので理解されずに5年間ほど実現させることができませんでした。
自分のYouTubeチャンネルでやることを考えましたが、制作費に数千万円が必要になるので、自費でやるのは到底難しくなかなか実現の目途がたちません。そこで会う人会う人、片っ端から「この企画をやりたい」と話してみることにしました。企画と親和性がない人に対しても、ポカンとされながらも説明していました。
すると予期せぬところから「そういうことをやってみたかったんだ」「おもしろそうだから手伝うよ」と連絡が来るようになりました。こうなると企画が動き始めます。その経過をSNSで報告しながら「本当はもっとこうしたい」「これが出来ればもっと良いモノになる」と言っていると、今度は「こういうものならタダで提供できますよ」「お金がボトルネックならスポンサーするよ」という人も現れるようになりました。本当に意外な方々からの協力です。
こうして『ADEL33』は、有名人が多数出演する大きなスケールで実現しました。私が「やりたいと言った」ことで、それに気付いた人がいて実現したのです。
ここで強調したいのは、私が「スゴイ人」とか「優れている人」だから実現できたわけでは決してありません。「やりたいことを言う人」が極端に少ないから、とても「目立った」のです。
いつもやりたいことを言ってばかりいたので、最近では自分からやりたいことを伝える前に「これからどんなことをしようとしているの?」「今、何に興味があるんですか?」「どんなことを企んでいるんですか?」と尋ねられるようになりました。やりたいことを言い続けていると、やりたいことがどんどん仕事になっていきます。







