ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が今週主催した「テックライブ」会議では、IT分野のリーダーたちが集まり、人工知能(AI)がビジネスやテクノロジー、政策立案などにもたらしている急速な変化について議論を交わした。インタビューのハイライトを紹介する。今年の会議ではAIが話題の中心で、ビジネスや社会への影響をめぐって熱い論戦が繰り広げられた。米新興企業オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、今後数十年で最も重要になるのは、豊富で安価な知能と、豊富で安価なエネルギーの二つだと指摘した。同社はAIチャットボット(自動会話プログラム)「チャットGPT」をより安く高速にすることで、もっと幅広く利用されることを目指す。「もし二つのものを世界で実現できるのであれば、他にやるべきことがあるのか想像できないほどだ」とアルトマン氏は語った。