アイザイヤ・サマドさんは今年に入り、ツイッター(現X)に代わるものを探していた。物議を醸すような投稿や、フォロワーを増やそうとして怒りをあおる投稿に嫌気がさしていたからだ。7月に開始されたメタ・プラットフォームズの短文投稿アプリ「Threads(スレッズ)」に登録すると、雰囲気がより温かく明るいことに気づいた。最終的にXのアカウントを停止した。サマドさんは世界で約1000万人いるスレッズのデーリーアクティブユーザー(DAU)の一人だ。スレッズのユーザーには、イーロン・マスク氏が所有するXに代わるものとして、節度ある対話を求めてやってきた人も多い。スレッズのヘビーユーザーの多くは、それをスレッズの重要な美点の一つとして挙げている。その一方で、トレンドトピックやハッシュタグといった新たな機能を望んでもいる。