(1)残すか捨てるかを判断する
会社にとって重要なファイルを残します。残ったファイルは1年基準で判断します。いらないファイルは、どんどんゴミ箱へ捨てていきます。
(2)保留フォルダを作成する
ファイルを捨てるのは勇気がいります。捨てる判断が鈍るファイルは、1年延長で保留フォルダに入れておきます。保留フォルダは(3)にある家系図フォルダに入らないのでデスクトップに置いておきます。1年後、吟味し使わなければ捨てます。
(3)配置する
不要なファイルがなくなったら、今度は探しやすく配置をします。重要なことは必要なファイルが瞬時に見つかることです。実際、パソコンの悩みでは「使い方」、「起動の遅さ」と並んで、「ファイル名がわかりにくい」、「似たようなファイル名で混乱する」、「どのフォルダに入っているかわからない」など、見つけることができないという問題も多いのです。そこでフォルダ分けのルールを確立します。
(1)メインになるテーマごとにフォルダを分ける:例えば、総務、経理、銀行、人事
(2)主役級のメインが出そろったら、サブフォルダを作る:例えば、銀行のフォルダならA銀行、B銀行、C銀行
(3)サブフォルダの下に、ファイルを保存する:例えば、A銀行の下に資金繰り表、受注明細、注文書
実家にある家系図のように枝分かれする仕組みを作っておけば、探す手間が劇的に減ります。ただし、日々作っているとファイルがどんどん増え続け、わからないようになるので、ルールを決めて保存することが必要です。次の点に注意してください。
・デスクトップにはファイルを置かない
・ファイル名に検索で引っかかるキーワードを入れておく
・ファイル名に2017.10.13など日付も記入する