クイックゲット代表取締役の平塚登馬氏
クイックゲット代表取締役の平塚登馬氏

欧米を中心に複数のユニコーン企業が誕生し、この1〜2年で急速に広がりつつある「クイックコマース(即時配達)」。自社で配達特化店舗のダークストアを構えて在庫や配送網を用意し、商圏を絞ることにより注文から最短10分程度で商品が届くのが特徴だ。 

日本でも国内発のスタートアップが立ち上がり始めているほか、Zホールディングスもサービスをローンチ。UberやWoltなどグローバル企業も関連するサービスを日本でスタートするなど、市場が拡大しつつある。

2017年設立のクイックゲットも、ダークストアを用いたクイックコマースサービスを展開する1社だ。国内ではかなり早い段階でこの市場に参入し、2019年11月に自社サービス「QuickGet」のベータ版を公開。翌年9月に正式版の提供を始めている。

代表取締役の平塚登馬氏によるとこの2年半ほどは「(クイックコマースのビジネスを)徹底的に科学してきた期間」であり、データを基に配送体験や在庫管理、商品の品揃えなどを改良し続けることで「平均配送時間11分をキープしながら、1配送あたりで黒字化を達成」しているという。

今後クイックゲットではさらなる成長に向けた投資を加速していく計画。現在都内3箇所に構える拠点数を3年で200カ所まで広げる方針だ。そのための資金としてSpiral Capital、マネックスベンチャーズ、ココナラスキルパートナーズおよび個人投資家から3.5億円を調達した。