オンライン飲み会用のフードボックス「nonpi foodbox」などを展開するフードテック企業のノンピが、トップシェフとタッグを組みフローズンミール(冷凍食)の定期配送サービスを始める。
特徴は「ミシュランシェフを始めとした、トップシェフが監修した料理を自宅でいつでも食べられる」こと。電子レンジで数分温めるだけで調理が完了する手軽さもウリで「忙しい中でも美味しい食事を楽しみたい」というニーズに応える。今後は共働き世帯での夕食の一品やリモートワーク中のランチなどの用途を中心に、利用者を広げていく計画だ。
電子レンジで温めるだけ、トップシェフ監修のフローズンミール
新型コロナウイルスの拡大の影響もあり、ライフスタイルの多様化が進む中で中食市場が拡大している。中でもフローズンミールは今後さらなる市場の拡大が見込まれている領域だ。調理が簡単な上、長期保存ができるためフードロス削減の観点からも注目を集める。
ノンピが6月30日より販売を開始した「nonpi A.R.U.」は人気シェフのメニューを冷凍で再現することを目指したサービスだ。
3食セット・月額3834円、6食セット・月額7398円、9食セット・月額1万746円(いずれも税込み/送料別)の3つのプランがあり、1食あたりの料金は1200円程度。配送頻度やメニューは好みに合わせて変更できる。健康面にも配慮し、各メニューは1食あたり500kcal以下で保存料や合成着色料も使用していないという。