現時点では森林クレジットを創出するプロジェクトの実行者や提案者が主な顧客となっているが、これからは「ネイチャーファンド」を通じてそれらのプロジェクトに資金を提供する金融機関への展開にも力を入れていく方針だという。

テクノロジーを活用して森林データの分析やカーボンクレジットの算出に取り組むスタートアップは海外で増えてきており、ビル・ゲイツ氏が設立した脱炭素ファンドのBreakthrough Energyが出資している米国のPachamaや、累計で78億ドル以上の資金を集めている米NCXなどが代表格だ。