ByteDanceは2020年に音楽配信サービス「Resso」の提供を開始。現在、インド、ブラジル、インドネシアの3国で展開している。TikTok Musicの提供時期や展開する地域、Ressoとの関係性はまだ分かっていない。

米名門アクセラレーター・Y Combinatorが規模縮小

Brex、Dropbox、Airbnbなど多くの有力スタートアップを輩出してきた、米国の名門アクセラレーター・Y Combinator。コロナ禍で2020年夏季からはフルリモートでの開催となり、米国外から参加するスタートアップも増えた。

結果として、2021年冬季プログラムは414社が参加する大規模なプログラムとなった。だが、今後は規模を縮小していく方針だ。米ビジネスメディア・The Informationが8月2日に報じたところによると、2022年夏期プログラムに参加する企業数は約250社で、前プログラムと比較して約40%減少している。

Y Combinatorの担当者は、景気の後退に加え、2022年夏期プログラムからは対面での開催に戻したことが規模縮小の理由だと、The Informationの取材で説明した。

ウィジェットを介して画像を送り合う「Locket」が1250万ドルの資金調達

スマートフォンのホーム画面のウィジェットを介して写真を送り合うSNS「Locket」を提供するLocketが、総額1250万ドル(約17億円)の資金調達を実施していたことを8月2日、TechCrunchが報じた

同報道によると、Locketは今年1月のサービスローンチ準備のために、創業者のマット・モス氏が友人や知り合いを中心に250万ドル(約2億8750万円。当時のおおよその為替レート、1ドル=115円で換算)を調達。その後、4月にはシードラウンドで1000万ドル(約10億2600万円。当時のおおよその為替レート、1ドル=126円で換算)の資金調達を実施している。

シードラウンドをリードしたのはAIを研究する非営利団体・OpenAI CEOのサム・アルトマン氏だ。ベンチャーキャピタル(VC)のSugar CapitalとCostanoa VenturesやInstagram 共同創業者のマイク・クリーガー氏、Quora CEOのアダム・ディアンジェロ氏も出資に参加した。

Locketは、スマートフォンのホーム画面に知り合いの写真を表示するウィジェットアプリだ。チャームに大切な人の写真を入れておけるアクセサリー、ロケットペンダントをイメージしたネーミングとなっている。Locketで知り合いに写真を送信すると、知り合いのホーム画面上のLocketのウィジェットに、その写真が表示される。返信するには、ウィジェットをタップし、写真を撮影して送信する。