リソースが限られるスタートアップにおいて「どんな人に同じ船に乗ってもらうか」は、事業の成長スピードに大きな影響を与える重要な問題だ。
特にCxOや事業責任者などの幹部人材についてはなおさらのことだが、自社に合った人材を採用するのは簡単なことではない。採用のミスマッチによって企業と候補者双方が不幸になることを避けるためには、企業側でしっかりと候補者を見極める必要がある。
XTechグループのProfessional Studioが9月30日にリリースした「Pro-Check(プロチェック)」は、まさに企業側が適切に候補者を評価できるようにサポートするサービスだ。
Pro-Checkは同サービスに登録するさまざまなエキスパートに候補者の見極めを手伝ってもらえるのが特徴。自分たちだけでは判断が難しいスキルやコンピテンシーを評価する際に、レジュメチェックや面接への同席・代行といった形でエキスパートの知見を借りることが可能だ。
最近ではHR系スタートアップのROXXが展開する「back check」を筆頭に、候補者の元同僚や元上司に前職での実績や人物像などを照会できる「リファレンスチェックサービス」を活用する企業も増えてきている。Pro-Checkはそれとはまた少し違った切り口から、サードオピニオンを得ることによって採用の失敗を防ぐ手段とも言えるだろう。