お客さんを待たせるのも申し訳ないし、何か気持ちをつないでいくようなことができないかと思っていたら、事務所の人から紹介してもらったの。「いいじゃん! やろうやろう!」って。
──関根さんご自身は日常的にスマホを使っていらっしゃったのですか。
いや、全然。メールとかその程度ですね。使い方もよくわからないから、妻と(娘の)麻里と同じ機種を買うんです。そうすると2人からアドバイスをもらえるから。
動画もほとんど観てなかったんだけど、映画の予告編を観たら、片山晋呉プロとかいろんな人がゴルフレッスンしてる動画が出てきて。「えっ!?いまのスイングってこうなってんの!」って、面白くて2日間くらい観てました。その前は(総合格闘家の)朝倉(未来・海)兄弟のYouTubeにもちょっとハマったかな。でも今はすっかり、グルチャ(グループチャット)にハマっちゃって。6月からはじめて、朝から晩まで毎日やってますよ。
──確かに、毎日ひたすら小ネタを10個くらい投稿されていますね。
そうそう。「こんなそば屋はイヤだ。3位:うどんしかない。2位:カツ丼の大盛りしかない。1位:食べる前に胃カメラ検査を受けさせられる」とかね。
はじめはファン同士で交流してもらおうかと思ってたんだけど、カンコンキンのファンはもともと「コサキン(DEワァオ!、TBSラジオで1981年10月から2009年3月放送されたバラエティ番組)」のリスナーから派生してきた人たちだから、シャイな人が多いんだよね。ネタなら投稿しやすいかなって。
僕だけでなく、(ずんの)飯尾(和樹)くんとか、やすとかも入ってきて、ファンもネタに乗っかってきて、本当に面白いんですよ。もちろん見てるだけの人も多いですけどね。
──まさに「コサキン」でよく取りあげられていた「意味ねぇ、くだらねぇ」ネタが飛び交ってますよね。
ただ、ラジオだとハガキを読むかどうか、審査しなきゃいけないでしょう。これは書き込んだら全部公開されますからね。バンバン入ってこれます。ファンの人のネタに対して「面白いねー!」と返信することもあるんだけど、ラジオと違って生の声ですぐリアクションできないのは残念ですよね。「バカだなぁー!」とか「何言ってんだろ」とか。
──「ちょっとどうだろう?」みたいな投稿はありませんか。
ないですね。みなさんコサキンのときからガンガン送ってくれて、僕よりもずっと面白いことを言ってくれるから。お金を払って会員になってくれているファンなので、僕らも思い切ったことができるしね。下ネタとか有名人をちょっとイジったりして。