Photo Illustration by Rafael Henrique/SOPA Images/LightRocket via Getty Images
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約2カ月前──2021年1月末頃から急速な勢いで盛り上がりを見せた米国発のサービスを覚えているだろうか。そう、招待制の音声SNSアプリ「Clubhouse」だ。

最初はスタートアップ界隈の人たちを中心に利用が進み、その後タレントや芸能人などが参加。そこから人気に火がつき、一時はAppStoreの無料アプリランキングのトップに躍り出た。

連日連夜、さまざまなルームが開設されていたClubhouseだが、今ではブームは一旦落ち着いた印象で、3月30日現在、無料アプリランキングでは200位以下の圏外にまで落ちており、ソーシャルネットワーキングランキングでも24位だ。

DIAMOND SIGNALでもClubhouseには注目しており、過去にはClubhouseを紹介したり、人気の理由を識者に聞くなどして、いくつか記事を掲載した。

その当時、Clubhouseユーザーの間で話題になったのが“ガイドライン”の問題だ。TwitterなどのSNS上では相互フォロー目的の無音部屋が「ガイドライン違反だ」と問題視されたり、「黙々と自習や作業をするための“もくもく部屋”としての無音部屋も違反か」、といった類の疑問が頻繁に投稿されたりしていた。