Podcastでの彼の発言から、Fundiinで同じ失敗を繰り返さないためにクアン氏が2つの重要な教訓を学んでいると理解することができました。

それは、「自分のソリューションが、市場の競合他社と比較して、明確なバリュープロポジションを持つ、より優れたものでなければならない」ということ、「Product Market Fit(PMF)を達成していないのに、急いで事業を拡大してはならない」ということです。

また、私たちの投資検討の過程では、Fundiinの成長戦略や持続的な競争優位性の構築方法などについて多くの議論が交わされました。クアン氏は、繊細な精神を持ち、鋭く、学ぶことに熱心で、持続的な成長事業の構築を目指す創業者であることを示してくれました。

彼の優れた能力とFundiinのビジョンにより、彼の周りの多くの人々が彼を支援し、伴走したいと考えており、それは彼が共同創業者兼CTOのボー・ホアン・ナム氏とすでに強力な創業チームを構築していることに反映されていると思います。

(左から)Fundiin共同創業者兼CTOのボー・ホアン・ナム氏、共同創業者兼CEOのグエン・アン・クアン氏 すべての提供画像:Fundiin
(左から)Fundiin共同創業者兼CTOのボー・ホアン・ナム氏、共同創業者兼CEOのグエン・アン・クアン氏 すべての提供画像:Fundiin

Fundiinの信用リスク評価モデルの構築を成功させるためには、ナム氏の役割は非常に大きいです。ナム氏はベトナムの大手銀行・TP Bankの技術部長として、TP Bankのクレジットカードやデビットカードのデータベース管理を支援する金融アプリケーションであるTPBank MyGoの構築を担当した経験があります。2人の共同創業者は、Fundiinの将来の成功を生み出すのに適した「Product Fit Founders」であると、私は確信しています。

以上が、ベトナムにおけるBNPLサービスへの期待と、私がFundiinへの投資を決定した理由です。彼らが今回私たちや他の投資家を納得させたように、これからも一歩一歩、ユーザーや小売業者を納得させ、ベトナムのBNPL領域の発展に成功し、人々がより良い生活のために商品やサービスを利用する機会を増やすことに貢献してくれることを期待しています。