自然を感じながら寝泊まり
でも、テントを張る必要がなくて気楽

 23時頃に眠りにつき、早朝4時半頃にトイレに目覚めると、強かった風は徐々におさまり、海に浮かぶ船の灯りと、満点の星空が眼前に広がっていた。

 筆者が車中泊を続けているのは、取材に訪れた土地で気軽に泊まって、ついでに旅行が楽しめること、宿泊費が節約できることなどの理由があるが、一番は自然に囲まれた中で眠ったり、過ごしたりするのが心地良いからだ。

 キャンプのほうが、もっと自然を身近に感じられるだろうが、テントを張る必要がない車中泊の気軽さが、自分には合っている。

 朝は6時半に起き、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、前日スーパーで買った菓子パンを食べた。そして、7時半からチェックアウトの11時まで、別件の原稿を書く。

 普段は室内にこもって仕事をしているので、海や空を眺めながら書くのは気持ちがいい。RVパークでの車中泊は、ワーケーションにもおすすめだと思う。

 RVパークは、日本RV協会の子会社・くるま旅クラブが運営する「くるま旅」のサイトでも検索できる。現在はこちらのほうが紹介施設数が多いので、興味がある方は、併せてチェックしてみてほしい。

車中泊ファンの新聖地「RVパーク」の使い勝手は?食う・寝る・働くを試してみた朝焼けを楽しみながらの仕事は、いつもよりはかどる(気がした) Photo by M.S.
RVパーク 野間海岸ステーション https://web.rv-park.jp/spaces/detail/70