お正月などの長期休暇では家でゴロゴロして、おせちを食べたり、お酒を飲んだりして、まったりムードで過ごす。幸せな時間ですが、お正月明けにふと気が付くとなんだか体が重い…、という方も多いのではないでしょうか。管理栄養士で日本抗加齢学会指導士でもある森由香子さんは「やせるためにはキッチンから手を付けるのが一番の近道」と話します。そこで今回は同氏の新刊『ダイエットしたい人のやせるキッチン』(青春出版社刊)からキッチンにおけるやせるポイント・太らせるポイントについて抜粋して紹介します。
やせにくい人の家にはないことが多い2つの料理道具
体型が気になりはじめたら、まずはキッチンのどこにあるか確認してほしいものが2つあります。
それが、計量スプーンと計量カップ。
長年、管理栄養士をやってきて、肥満の患者さんとお話ししていて気づいたことのひとつが、やせにくい方には計量スプーンや計量カップを持っていない人が多いということです。あるいは、持っていてもどこかにしまったままで、まったく使っていないのです。